こだわり kodawari

こだわり

製茶業としてのこだわりは「人」と「人」とのつながりも同じ

だるまやとしてスタートした和田清商店は、ものづくりをしてきた先代の
妥協を許さない職人気質が製茶業に移行した後も受け継がれ、
お茶づくりとともに、生産者や関係各社とのつながりにもその魂が注がれています。
長年にわたる生産者との信頼関係の上に成り立つ仕入業務、
自社のノウハウが詰まった多種多様なブレンド技術、
さらには地域の県警団体への積極参加など
ものづくりとともに、「人づくり」にも尽力しております。

仕入へのこだわり/独自の流通ルート

仕入へのこだわり/独自の流通ルート

仕入へのこだわり/独自の流通ルート

 仕入れルートは何通りもあります。まずお茶の生産は、茶農家がつくりますが、茶農家も生葉売り農家、自園農家、共同工場とあります。生葉売り農家はお茶の生の葉っぱを荒茶仕上げ工場に売ります。そのためにお茶の葉は硬い物から柔らかい物まで色々な品質の生葉が混じったお茶になる場合が多いです。そのために生葉分析器などを入れる工場もあります。
 共同工場というと、何軒かの農家が集まって資本を出し合って工場を作り、そこに生葉を持ってゆきます。よくまとまった共同工場だと、畑の管理から、生葉の刈り取りまで管理してやるために、葉っぱのばらつきが少なくできます。しかし5月の最盛期などには、所属農家に1件あたりの割り当てで、生葉を何kg持ってきてくださいとの指示が来ることもあり、茶の新芽の状態に合わせてとはいかないのが現状です。
 JA農協などの工場は最初の荒茶仕上工場と共同工場の合いの子といえると思います。自園農家は自分の畑で取れた葉っぱを自分の工場で揉む農家のことを言います。すべて自分の管理する畑のため、一番美味しい時期を選んで、新芽を摘み取り、製造できます。そのため規模が小さく、大きい農家で1日500kg前後、小さいところでは100kg前後しか製造できません。
ここまでが荒茶製造のルートです。
 その荒茶がさまざまに取り引きされ、製茶問屋などには運ばれます。そして仕上げ加工されてさまざまな取引され、皆さんのお手元に届きます。左の図がその流通ルートです。
ちなみに当社では、契約自園農家より直接仕入れ、自社でブレンドし、直接販売することもできるため、いい物をお客様にお届けできます。